子どもさんの場合、大人ほど上手に自分の違和感や、気になる症状を伝えることができません。
一番近くにいるおうちの方が、「あれ?」と感じることがあったら、どんなささいなことでも構いませんので、ご相談ください。
昼間におもらしをする、頻尿(1日8回以上)、稀尿(1日3回以下)、尿が途切れる、尿の勢いが弱い、排尿時におなかに力を入れている、尿の出始めに時間がかかるといった症状がみられたら、一度お子さんと一緒に受診してみましょう。
「息子のおちんちん…このままでいいの?何かしたほうがいいの?」と悩まれるお母さんは多いです。
お子さんの包茎は、多くは自然に翻転します(むけます)ので、ご安心ください。
ただし、繰り返し包皮の炎症を起こす場合は、受診をおすすめします。
翻転治療は、外用薬などで治療ができるため、手術が必要な場合は極めてまれです。
もしも、どうしたらいいのか、正常なのか異常なのか、放って置いてもいいのか、悩まれる方には、わかりやすく説明いたしますので、お子さんと一緒にご来院ください。
おねしょも夜尿症も、眠っている間におしっこをしてしまうという症状です。
違いは年齢です。小学校入学後の6~7歳以後のおねしょを、夜尿症と言います。
夜尿症の多くは病的なものではありません。大きな問題はなく、機能的なことだと考えられます。
子どもの場合、自律神経と尿を抑えるホルモン(抗利尿ホルモン)のバランスが悪いために起こりやすいです。
睡眠のリズムや精神的な要素も原因となりえます。
自然教室や林間学校、その他お泊まりごとが近づくと、本人はもちろんのことながら、親にも大きなプレッシャーがかかります。
また、毎日続く夜尿症は、おうちの方も大変ですし、お子さんが自信を失ってしまいます。
自然に治るのを待つには時間がかかるので、ストレスをためないようにしたいものです。
夜尿症には、乳児期から継続している一次性と、幼児期に少なくとも1年以上おねしょをしなかったのに、再びするようになった二次性があり、また、「多尿型」、「膀胱型」、「混合型」に分かれます。
薄い尿がたくさん出るタイプです。睡眠中の抗利尿ホルモン(尿を濃くして、尿量を少なくするホルモン)が未発達です。比較的身長が低く、二次性微(思春期の微候)も遅れがちな子が多いのが特徴です。
膀胱の容量が小さいため、おしっこをためる力が弱いタイプです。日中もおしっこが近い傾向があります。少ししか尿はたまっていないにもかかわらず、尿意を感じやすくなります。
多尿型、膀胱型両方の特徴をもっています。低年齢に多く見られ、治療には時間がかかります。
お子さん自身が尿漏れや出にくさなどについて詳しく把握していることはめったにないので、おうちの方の協力が必要不可欠です。
問診と検尿、簡単な診察でおおよその診断をつけ、薬物治療などを始めます。できるだけ、お子さんが嫌がる検査は避けます。思ったように治療の効果が出ない場合や、長くかかる場合は尿路のレントゲン検査や膀胱尿道の機能検査などの精密検査を行うことがあります。
主に成人で発症する、頻尿、尿もれの原因となる過活動膀胱が、小児にもみられることがあります。
神経疾患等を合併することもあり、原因をきちんと調べることが重要です。
一般的に小児への頻尿治療薬が必要であることは少ないため、診断をしっかりと行う必要があります。
親にもうまく言えないストレスや嫌なことがあると、トイレに行くことを繰り返すことがあります。
こうした気持ちをわかってあげるところに治療のポイントがありま
す。
尿を漏らしていけないという習慣は発達する途中に生まれます。
誰しも同じ時期に起きることはないため、お子様の成長を理解する必要があります。
診断を丁寧に行う必要があります。
精巣が先天的に陰嚢に降りてこないことがあります。検診で指摘されることがあります。ご相談ください。
腎臓からの尿が狭窄部分(おしっこの通り道で、せまくなっている箇所)で止まってしまうため、腎機能が低下することがある疾患です。手術が必要です。
尿道の先天的疾患の代表です。手術が必要であることがあります。
小児の包茎には治療が必要なものと必要でないものがあります。
お子様がどのタイプか診断し、必要な方には治療をご提案します。お気軽に相談ください。
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